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ゼロカーボンシティ共同宣言

~2050年 二酸化炭素排出量実質ゼロをめざして~

 地球温暖化による気候変動は、全世界共通の避けて通ることができない喫緊の課題となっており、豪雨や猛暑といった異常気象による被害の増加、生態系への影響等は利尻島・礼文島にも出始めております。

 2018年に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書においては、「産業革命前から平均気温上昇の幅を2℃未満とし、1.5℃以内に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとすることが必要」とされています。

 また、我が国においても、2020年10月に政府が「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すこと」を宣言しました。

 さらに、北海道においても、地域資源を最大限に活用しながら、脱炭素化と経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現を目指すこととされました。

 利尻島・礼文島は、「利尻礼文サロベツ国立公園」内にあり、希少な高山植物や雄大な景観などが多数あります。

 来年の国立公園指定50年を目前に控え、あらためてこの豊かな自然を子どもたちや未来へ引き継ぐためにも、私たち自身が先頭に立って温暖化対策に積極的に取組むことが必要です。

 このため、利尻町・利尻富士町・礼文町が一丸となって、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、「カーボンニュートラルに向けた取組」について、3町一体となって推進していくことをここに宣言します。

 

 令和 5年 3月

利尻町長  上遠野 浩 志 

利尻富士町長  田 村 祥 三 

礼文町長  小 野   徹 

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